ようこそ❤「妄ソー」の世界へ

「イッセー尾形」さんという俳優をご存知でしょうか？

ちょいちょい、ドラマや映画にも出られているので、ご存知の方も多いでしょう。しかし、イッセーさんの真骨頂は何と言っても「一人芝居」。ストーリー設定（妄ソー）から舞台の小道具製作まで自身でこなされる唯一無二のスタイル。登場人物たちは皆、どこにでもいそうな、でも少々クセ強めで、実際近くにいたらハタ迷惑？なキャラクターばかり。そんな人たちの日常の一コマを15分前後のネタとして6～7本、老若男女、縦横無尽にイッセーさんが独特のユーモアをもって演じられていきます。その言動のおかしさに思わず声を出して笑ってしまう、「こういう人いるいる」と。そして、時々自分にも思い当たるフシがあったりして・・・。

そんなダメな人たちを批判したり、厳しく罰したり、排除したりするのではなく、笑いと想像力（妄ソー力）で許容してしまう世界観。これって多様性を認めるってことなのでは？イッセーさんの優しさがひしひしと伝わる終演後はいつもちょっとほっこりした気持ちになるのです。

世界平和につながる相互理解（妄ソー）、それは本当にごく身近なところにあるのかも知れません。

ご興味を持たれた方、一度イッセーさんの「妄ソー」の世界を覗いてみませんか？

こちらは昨年の公演　演目タイトルです。タイトルからストーリーを「妄ソー」してみてください。