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2017年10月03日 | ワハハ日記

魔法を信じるかい?

お久しぶりです。更新大分遅くなりました。・・・すみません。今回は衛生士 藤野が担当させて頂きます。

さて、皆さんは音楽鑑賞はお好きでしょうか?クラシック・ジャズ・ロック・ポップス等々・・・。聴き方も人それぞれ、最近はインターネットの配信などで手軽に楽しまれる方が多いのかも知れませんが、そんな中、アナログ盤人気がじわじわと上がってきているというニュースをよく耳にするようになりました。新作をアナログ盤で発表するアーティストが増えてきたり、大手のメーカーがレコード生産の再開を決定したりなど。私は専らCDを聴くことがほとんどなのですが、今からさかのぼること、2年前たまたまアナログ盤をライブハウスで大音量で楽しむというイベントに参加して衝撃を受けました。私は世代的に丁度レコードからCDに代わる時期から音楽を楽しむようになり、当時「レコードよりもCDの方が音質がいい」と言われていたのを鵜呑みにしていました。が、このイベントに参加してアナログ盤の音の良さに大げさでなく、衝撃的な感動を覚えました。この時の進行役の方の話によると、元々記録されている音域がCDに比べレコードの方がはるかに広いとのこと。また、この時使われたプレイヤーが「レーザーターンテーブル」と言い、レーザー光線でレコードの音を再生するというものです。レーザーは通常のレコード針では拾えない低域から高域まで録音時の音を忠実に再生できるそうです。つまり、歌や楽器等の音色を作品が誕生した「その時」の空気感と共にありのままに再現できるという・・・。ライブハウスの壁に立てかけて飾ってあったアナログ盤のジャケットが、再生されたレコードの音の振動で倒れてしまう程の大音量でしたが、耳がおかしくなるような感覚はなく、聴き心地の良い音を全身で堪能できました。以来、不規則に開かれるこの「レコードLive」に機会があるごとに参加しています。そして、今夏も「レコードLive」が開催されると聞き、参加してきました。今回の会場は「彩の国さいたま芸術劇場 小ホール」。ここはさいたまスーパーアリーナを縮小したようなホールで天井からつり下ろしたPAスピーカーを使用するとのこと。はたしてその音は・・・まさしく「Live」そのもの。今、目の前で演奏されているようなリアルさは今まで以上です。この日Playされたアーティストはボブ・ディラン、マービン・ゲイ、ジョン・レノン、国内では山下達郎、忌野清志郎、サザンオールスターズ、竹内まりや、浜田省吾等々・・・。まさに時空を超え大物アーティストが一堂に会したような豪華さは鳥肌ものです。中でも大滝詠一の「君は天然色」は凄かった。元々多数の楽器で演奏されているあの曲の一つ一つの楽器の音がクリアに再現されたあとには思わず会場から拍手が・・・。(私ももちろん拍手です。)

・・・と、いろいろ書いてきましたが、この感動はやはり体験しないと伝わらないですよね。興味のある方は是非「レコードLive」体験してみて下さい。きっと音楽の魔法に魅了されることでしょう。

(歯科衛生士 藤野 典子)