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2018年04月26日 | ワハハ日記

峠の思いで

ヨーカドー駅

最近のmy boomは駅弁を買う事なんです
鉄道好きの方なら乗り継いで食べるのが醍醐味でしょうが、
私の場合は、常に買う駅は同じで職場最寄りの「小手指」です
とは言え、西武線小手指駅では駅弁は売っていません。
ではどこで?それがこちら

駅前にあるイトーヨーカドー店内の総菜ブースの仮設駅で
買っています。きっかけは、前回のblogで書いたように
通勤にやく2時間かけて小手指から20時以降に帰宅するので 
所沢からのレッドアロ―や新宿駅からの
湘南ホームライナーに乗って一杯やるのが楽しみな訳です、
そんなある日
「明日は横川駅の峠の釜めしを 販売します」
とヨーカドースタッフが声掛けしているのを聞いてからです。
横川の峠の駅弁と言えば すでに有名ですが、
(確かに翌日夜に購入しようとしましたがこの駅弁だけは
すでに完売でした)私にも幼いころの思い出が詰まっています。

横川駅は今や北陸新幹線が完成した陰で、かつての軽井沢へ
向かう峠越え路線がなくなり東京から信越在来線終着駅と
なってしまいました。

亡きオヤジの田舎に帰郷する時に 上野駅から信越本線に
乗り込み、碓氷峠をこれから登ろうとして 
一時停車する駅でした。通常の列車だけではキツい峠越え
が出来ず前後に動力源になる機関車を増設する駅の為 
かなり時間一時停車するものでした。
そこへ目を付けたのが、荻谷の峠の釜めしなのです

おぎやの釜めし

上の様に器が 産地の近い「益子焼」なんですね。
で何より具沢山。今の私には 上部のおかずで一杯飲む
アテに最高!子どもの頃はこの大人の味が嫌いで、
もっぱら下の味付けご飯ばかり食べて終わっていましたが。

趣向は年齢と共に変わるもので、子供時代「食べろ食べろ」
と言われて嫌がっていた食材も食べられる様になる
ものだなぁーと感じます。それにしても60年間も 
売れ続けているって凄い!! こうありたいものですね

でこの器が 色々詰めるのに最適なんです。
車内で食べ終わったどんぶりをリュックに詰めて
持帰るのですが これが重い。なんせ益子焼ですから。
子供の頃持帰った器は 砂遊びで山を作るのに使ったり、
一方では小物入れに使ったりと重宝しました。
落として割ってしまわない限り
いつまでも使えますが、邪魔で嫌になる事もありますね。
それでも ほったらかして置いたら

実家には40年も前のものが残っていて、自分の子供の
泥んこ遊びをしていました。それを今では我が家の愛犬が、
水飲みに使っています。
器一つで 家族の人生が語れるほど思いで詰めるのに
ピッタリの 峠の釜。
乗降客が激減した中でも 私やほかの人にも人気があるのも
頷けます
素晴らしい!

今回は 統括 
     沼田でした